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コメの自然栽培の可能性を再考する

趣旨

近年化学肥料や農薬の価格高騰でコメ農家の経営が一段と苦しくなっています。規模拡大によるコスト引き下げなどで活路を求めているが、現状は厳しいです。一方、有機農業や自然栽培といった異なる農法を選択する農家もいます。しかし、これまで慣れてきた一般栽培(慣行農法)から別の農法への転換に躊躇し、なかなか踏み出せないのが実情ではありませんか。
弘前大学人文社会科学部地域未来創生センターでは自然栽培研究チームは全国における自然栽培農家や関係者を取材し、その実践活動についてさまざまな形で発信しています。これまでは弘前市でシンポジウムを開催してきましたが、今回は弘前大学八戸サテライトで開催する運びとなりました。コメの自然栽培を大規模に実践してきた宮城県登米市の成澤之男さん、新規にコメの自然栽培を始めた岩手県奥州市コメ農家の菊池亮さんに登壇させ、自分たちの取組を紹介していただいたうえでコメの自然栽培の可能性と課題をめぐってとことん議論し、地域の農家の皆さんに価値のある情報を提供したいと思います。多数の参加をお待ちしております。

 

開催日・申込

2023年12月16日(土)
弘前大学八戸サテライト(八戸市堀端町2-3、八戸商工会館1階)
主催 弘前大学人文社会科学部地域未来創生センター
共催 青森県木村式自然栽培実行委員会

対象者 自然栽培に興味のある方、自然栽培に取り組んでいる方、どなたでも
参加料 無料
参加申込先
E-メール miki6_bon7@yahoo.co.jp
携帯番号 09033644814(高橋)
以下のURLとQRコードからも申込ができます。
申し込みフォーム:ここからアクセスしてください。

 

プログラム

総合司会 内藤周子(弘前大学人文社会科学部)

13:30~13:40
開会の挨拶 加藤惠吉(弘前大学人文社会科学部)

13:40~15:00 導入
慣行農業・有機農業・自然栽培について 黄 孝春(弘前大学人文社会科学部)
私のコメの自然栽培 成澤之男(なりさわ生命食産)
コメの自然栽培の一年目を振り返る 菊池 亮(奥州市コメ農家)
生産者と消費者の橋渡し  森越安雄(有限会社タクミライス)

15:00~15:10 休憩

15:10~16:00 パネルディスカッション
コーディネーター 黄 孝春
登壇者 成澤之男、菊池 亮、森越安雄
佐々木貴子(まるごとゆうき合同会社 むがし農園)
髙橋美紀子(青森県木村式自然栽培実行委員会)

16:00 閉会の挨拶
森越安雄(青森県木村式自然栽培実行委員会)

17:00頃より 懇親会予定

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